SAP ジャパン株式会社
SAPの安定稼働を実現する高可用性
ソリューション
ソリューション概要
基幹システムであるSAPには、BCPを意識した十分な障害対策が必要です。
サイオステクノロジーでは、SAP Netweaver 7.xにおける認定(NW-HA-CLU 750)と、S/4HANAにおけるHAクラスターの認定(S/4-HA-CLU-1.0)を取得しております。
SIOS Protection Suite for LinuxはSAP NetweaverやSAP S/4HANAにおける障害時の自動検知・自動復旧を行い、障害対策を自動化。安定した事業継続をサポートします。
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SAP NetWeaverの単一障害への対策と HANA への対策を紹介しています。
SAPユーザーの課題と対応方向性
ケース1:HANAの停止 |
ケース2:NetWeaverの停止 |
HANAはインメモリー型のデータベースであり、単体での運用時に障害が発生すると、復旧の過程でメモリーロードが数十分~数時間要してしまい、RTO(目標復旧時間)が致命的に大きくなってしまい、業務に大きな影響が出る。 | NetWeaverのASCSおよびSCSで使用するデータベースは単一障害点となるため、ロックを含めたトランザクションが無効化されてしまう可能性がある。 |
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予め待機系ノードのメモリーにデータを 複製した上で、障害時の自動検知・ 自動切り替えにより復旧時間を大幅短縮 |
冗長化して単一障害点をなくし、 自動復旧させて障害対策を自動化 |
SAPの障害対策ソリューション
HANAでの対策 |
NetWeaverでの対策 |
HANAの持つデータ同期機能の HSR(HANA System Replication)と LifeKeeperによる監視・自動切換えにより 復旧時間を大幅に短縮 |
冗長化し、Lifekeeperによる監視と 自動復旧により障害対策を自動化し BCP対策を実現 |
導入事例
- JA長野厚生連 様 ー Azure上でSAP NetWeaverを冗長化しコスト削減
- 東洋合成工業株式会社 様 ー 基幹系のSAPをAzureに移行、レプリケーションで“止まらないシステム”を構築
- 住友商事株式会社 様 ー 基幹を担うデータ連携基盤をクラウド化、シビアな環境の可用性を確保
技術情報リンク
- BeeX様blog記事 ー AWSでNetWeaverをWSFCとDataKeeperで冗長化
- BeeX様blog記事 ー AWSでHANAをLifeKeeperで冗長化
- Microsoft様 Azure blog ー AzureでNetWeaverをWSFCとDataKeeperで冗長化
- AWS様 AWS blog ー AWSでNetWeaverをLifeKeeperで冗長化