日本マイクロソフト株式会社

Hyper-V環境でのアプリレイヤー含めた障害の検知と自動復旧

Hyper-Vの高可用性構成にLifeKeeperを利用するメリット

LifeKeeperを使用することで、Hyper-V環境の信頼性と可用性が大幅に向上します。障害の自動検知および自動復旧機能によりダウンタイムを最小限に抑え、高可用性を実現します。GUIベースの管理ツールでクラスタ設定が簡単に行え、運用が効率化されます。

LifeKeeperの強み

1.導入実績多数

グローバルで25年、8万ライセンス以上の導入実績。

2.GUIで直感的な構築が可能

GUIでの直感的な構築が可能です。JP1やOracleなど、HAクラスター化するためのApplication Recovery Kits (オプション製品)が用意されているアプリケーションはスクリプトを作成する必要がありません。

3.様々なアプリケーションの保護

Oracle、JP1、SAP、HULFT、DataSpider などミッションクリティカルなシステムで利用されるアプリケーションの保護実績も豊富です。

Hyper-V環境で構成できるHAクラスター構成

■LifeKeeperによる冗長化構成

共有ストレージ構成

データレプリケーション構成

データレプリケーション構成
(WSFCとの組み合わせ)

HyperV-shared storage.png

HyperV-datareplication.png

HyperV-shared storage_WSFC.png

■Single Server Protectionによる単体構成

HyperV-SSP-Single.png

  • LifeKeeper:HAクラスター製品。仮想マシンおよびソフトウェアの障害検知およびフェイルオーバーによる復旧を提供。
  • DataKeeper:データレプリケーション製品。ローカルディスク同士をブロックレベルにリアルタイムに同期することで、共有ディスクが使えない環境でも論理的な共有ディスクを提供。
  • Single Server Protection:単体のサーバー上でソフトウェアの障害検知に特化した製品。アプリケーションの再起動やVMの再起動による復旧を提供。

LifeKeeperとDataKeeperとの組み合わせによりHyper-V環境上でHAクラスター構成にすることが可能です。

共有ストレージ構成

クラスターノード間のデータ共有に共有ストレージを使用します。

  • パススルーディスクを共有ストレージとして使用する構成がサポートされています。※SCSI Reservationには対応していません。
    LifeKeeper for Linuxでは、Any Storageのポリシーに準拠してサポートされます。
    →[[Linux]ストレージサポートポリシー(Any Storage)について]

  • LifeKeeper for WindowsにはAny Storageのポリシーは用意されていませんが、Quorum/Witnessを使用することでスプリットブレインの発生を回避し、より堅牢な運用が期待できます。
    →[Quorum/Witnessについて] ※バージョンは2025年3月現在の最新バージョン

データレプリケーション構成

クラスターノード間のデータ共有に、DataKeeperによりレプリケーションされた共有領域を使用します。

  • DataKeeperは、各クラスターノードの仮想マシンに紐づいたローカルディスク(VHDX(仮想ディスク))を、ブロックのレベルでリアルタイムに同期することで、レプリケーションされた共有領域を論理的な共有ストレージとして使うことができます。LifeKeeperとDataKeeperを組み合わせることで、共有ディスクが用意できない環境でもHAクラスターを構築できます。
  • DataKeeperには、LifeKeeperとではなく、Windows Server標準のHAクラスター機能のWSFC(Windows Server Failover Clustering)と組み合わせに特化したエディションであるDKCE(DataKeeper for Windows Cluster Edition)があります。DKCEを使うことで、本来共有ストレージが動作要件であるWSFCを、共有ストレージの無い環境で構築できます。

テクニカルリソース

Hyper-V環境でサポートされているLifeKeeperの構成が網羅されている。LifeKeeperのご提案時や構築時にご活用ください。

LK-HyperV_guide.png

テクニカルリソースを見る

これを読めばわかる!
仮想環境向けの障害対策製品のご紹介

仮想環境でのHAクラスターによる障害対策について解説しています。
基幹系システムにて障害対策を検討の際はご活用ください。

virtual-environment-introduction.png

仮想環境向けの障害対策製品のご紹介をダウンロード

よくあるご質問(FAQ)

Q Hyper-V以外にLifeKeeperはどの仮想環境に対応していますか?

A

VMware、Nutanix/AHV、KVMに対応しています。詳しくはこちらのブログをご参照下さい。※KVMはLinux版のみが対応

Q LifeKeeperの動作環境を教えて下さい。

A

オンプレミス、仮想環境、クラウドなど様々な環境でご利用いただけます。
クラウド環境ではAWS、Azure、Google Cloud など幅広いクラウド上でサポートされています。詳しくは動作検証済みクラウド一覧をご覧ください。
LifeKeeperのバージョンの要件は下記のサポートマトリックスご参照下さい。
Linux版
Windows版

Q Hyper-V環境上でLifeKeeperを構築して評価したいのですが、評価版はありますか?

A

下記からお申し込み頂けます。
https://bccs.sios.jp/lifekeeper/evaluation

Q 発注してから利用開始までどのくらい時間がかかりますか?

A

弊社に注文書が到着してから2~3営業日程度でご利用いただけます。
念のため余裕をもってお申し込みください。

Q 購入はどこからできますか?

A

原則販売代理店様からご購入いただけます。
代理店につきましてはこちらのページをご覧ください。

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LifeKeeperをご利用中のお客さまや製品の技術情報は、以下のLifeKeeper/DataKeeperユーザー
ポータルをご参照ください。

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