ネットアップ株式会社
NetApp FASストレージ と HAクラスタLifeKeeperによる高可用性構成の実現
NetApp FASとは
NetApp FAS(ネットアップ ファブリック・アタッチド・ストレージ)は、小容量のローエンドストレージから数千テラバイト級のハイエンドストレージまで、単一のアーキテクチャにより対応可能です。数あるストレージ製品の中でもトップクラスの信頼性、可用性を提供し、高負荷時でも応答性能の劣化が少ない高性能なストレージシステムです。NetApp FASの管理ソフトウェアであるData ONTAPの持つ多くのデータ保護機能や柔軟なデータ管理機能により、シンプルなファイルサーバからミッションクリティカルな環境で使用されるデータベースシステムのストレージまで業界や用途を問わない幅広い市場で導入されています。
LifeKeeperとの連携
システム構成概要
LifeKeeperによりクラスタリングしたホスト・サーバーの共有ストレージをNetApp FASにすることで、可用性を強化すると共に、柔軟な運用管理性をご利用頂けます。ホストとの接続構成は、NAS(NFS)構成およびSAN構成の両方をサポート可能です。
高信頼性と連続稼動性を低コストで実現
LifeKeeperによる運用継続性の確保に加え、データの管理を高信頼な専用ストレージで行うことで、重要データを決してロストすることの無い、完全なデータ保全性をご提供します。また、ストレージ専用のネットワークを安価なギガビット・イーサネット製品により構築することも可能であるため、一般的なファイバチャネル・ストレージ製品に比べ、低価格で容易に導入が可能です。
データ・バックアップの迅速化と柔軟なリストア
データ管理を専用ストレージで行うことで、スナップショットなどの迅速で柔軟なオンライン・データ・バックアップ機能を活用可能となります。これにより数秒で全データをリストアするオプションや、遠隔地へのデータ複製などの拡張機能も容易に導入することが可能となります。
LifeKeeper / DB on NetApp (NFS) 構成
DB on NetAppは、データベース・ベンダーからも認定された、可用性と運用の柔軟性を両立させる実績あるソリューションです。
LifeKeeper / NetApp SAN 構成
以下の組み合わせで動作確認済みです。
それ以外の構成については、ネットアップおよびネットアップ販売代理店にお問い合わせ下さい。
【ホスト・サーバー】
RHEL4 Update 4以上
HBA: QLogic QLE246x
NetApp Host Utilities 3.0
マルチパス構成の場合
・Linux DMMPが前提
LifeKeeper 6.0以上
・DMMP ARK 6.0以上
【Brocade FC-Switch NetApp FAS3000 シリーズ以降】
Data ONTAP 7.2以上