日本オラクル株式会社
Oracle Cloud Infrastructureオンプレミスに近いクラスター環境でクラウドリフトが可能
Oracle Cloud Infrastructure(OCI) はOracle社が提供するIaaS, PaaS型のパブリック・クラウドです。
パブリック・クラウドとしてのプラットフォームの構築、インスタンスの作成が容易にできるよう設計されています。また大規模システムの移行についても高い実績があり、Oracle DBMSとの高い親和性もありオンプレミスからの移行環境として高い注目を浴びています。
サイオステクノロジーは Oracle Partner Network 会員です。
オンプレミス環境のクラスターをそのままOCIに移行が可能
OCIではIPリソース、共有ディスクリソースでの運用が可能なことから、仮想化環境やオンプレミス環境からOCIへの移行に際しても設計を変更せず移行を進めることが可能です。
クラウドリフト on OCIのメリット
- 共有ディスク構成が可能
- 仮想IPアドレスの切り替えが可能
一般のパブリッククラウドでは「HAソフトウェア+共有ストレージ」という構成を組むことはできません。
LifeKeeper for LinuxではOCIのAttach Block Volumeを共有ストレージリソースとしてサポートしています。
また、OCI上の仮想IPアドレスとその上のOSから見た仮想IPアドレスで扱いが違うため、連携させるためのスクリプトを書く必要がありますが、LifeKeeperはRecoveryKitとしてスクリプトを提供するため、利用者の方で準備する必要なくクラスターによる保護が行えます。
これらにより、オンプレミス環境でのクラスター構成に近い設定が可能であり、オンプレミスでクラスター化しているOracleシステムなどをそのままクラウド環境に移行することが可能です。
Recovery Kit for OCIを使用することで
OCI上で仮想IPアドレスの切り替えを可能に
Recovery Kit for OCIはLifeKeeper for Linux9.6.1でリリースした OCI上でLifeKeeperを使用するために必要なRecovery Kitです。Recovery Kit for OCIはLifeKeeperで利用する仮想IPアドレスをOCIに登録して有効化する事が可能です。必要な情報を入力してリソースを作成するだけで、OCI上で切り替え可能な仮想IPアドレスが利用可能となります。
「オンプレミスと同じ運用!?Oracle Cloud Infrastructure(OCI)へのクラウドリフトのメリット」のダウンロード
クラウドサービスの利用が一般的になりつつある昨今、Oracle Cloud Infrastructure(以下OCI)を利用する企業も増加しています。弊社クラスターソフトウェアでもOCIをより利用しやすくする製品化を行いました。本資料では、特にオンプレミス環境からクラウド環境へのリプレイスにおいて、親和性の高いLifeKeeper on OCIについて解説いたします。
Step by Stepガイドダウンロード
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上でのOCI ARKを使用したクラスター構成手順についてのStep by Step 資料をダウンロードいただけます。
スクリーンショットつきで丁寧に手順が解説されています。
- OCIの設定(仮想クラウドネットワーク、インスタンス作成など)
- LifeKeeperのインストール、設定
- OCIリソース作成 など