外部ストレージを共有ディスクとして用いる一般的なHAクラスタシステム構成です。
ストレージおよびマルチパス構成を含めたクラスタシステムの試験を実施しており、より信頼性の高いフェイルオーバを実現します。
LifeKeeperは、システムの障害を監視し、稼動系に障害が生じた場合に待機系に自動的に切り替えを行うことで、システムのダウンタイムを短縮し、ビジネス損失を最小限にするHAクラスターソフトウェアです。
外部ストレージを共有ディスクとして用いる一般的なHAクラスタシステム構成です。
ストレージおよびマルチパス構成を含めたクラスタシステムの試験を実施しており、より信頼性の高いフェイルオーバを実現します。
高価な外部ストレージを必要とせず安価にクラスタシステムを構成できます。
サーバ毎に接続されたローカルディスクをレプリケーションすることで、ミラーボリュームを作成し、共有ディスクとして扱います。
これにより物理的な制約がなくなるため、遠隔地へのフェイルオーバーも可能になります。
LifeKeeperには、HAクラスターを簡単に構築するための製品・サービスが用意されています。
ARKはHA化するアプリケーションの動作を制御するスクリプト集のことで、LifeKeeperだけの特徴的な製品です。
HA化するアプリケーションの動作に関する調査と設計、試験が要らないため、工数を大きく削減できます。
Wizard形式での実装のため人的ミスの誘発を防止します。スクリプト操作も要りません。
LifeKeeper製品本体だけでなくARKにサポートも付けられる*ため、アプリケーションのバージョンアップにも追従できて安心です。
*初年度のサポート契約必須
Application Recovery Kits(ARK)が対応していないアプリケーションを保護する仕組みです。ユーザ様ご自身の手でアプリケーションを制御する専用のスクリプトを作成し、LifeKeeperにリソースとして組み込む事でLifeKeeperによる保護が可能になります。
QSP Recovery Kit は、OSのサービスを簡易的に保護する仕組みを提供します。OSのserviceコマンドで起動 (start) ・停止 (stop) ができるサービスであれば、容易にリソースが作成できます。Generic ARKを使っても同じことが実現できますが、QSPを使えばスクリプトの作成が不要です。
ただし、QSPのquickCheckでは簡易なチェックしか行っていません(serviceコマンドのstatusを利用しています)。実際にそのサービスが提供できているか、プロセスが動作しているかは保証されません。複雑な起動や停止処理、堅牢なチェックが必要な場合は、Generic ARKの利用をご検討ください。
※保護対象はLinuxのみ
[ブログ]ビジネス継続とITについて考える / QSP か GenericARK 二つの選択肢
[ブログ]ビジネス継続とITについて考える / Quick Service Protection(以下 QSP)を利用して、SQL Server 2017 on Linux リソースを作成してみた。