株式会社セゾンテクノロジー
DataSpider Servistaの可用性を高める構成例
DataSpider Servista:ソリューション概要
「DataSpider Servista」は、株式会社セゾンテクノロジー様が開発・販売するData Integrationツールです。
業務目的やアプリケーションによって異なるフォーマットのデータが存在する異種混合のシステム環境で、マルチな連携を容易に実現し、データ連携を含むアプリケーションの効率のよい開発・運用を実現します。
DataSpider Servistaのポイント
- ノーコード開発で「つなぐ」…GUI上の操作だけで、本格的な連携処理を実現
- 豊富な接続先…主要なデータベースやアプリケーションはもちろん、大手クラウドサービスなど50種類以上の連携先に対応した多種多様な接続アダプタを用意
- 大容量データを高速に…大容量データの処理でも、Javaによる本格的なシステム開発と遜色のない高い処理性能を発揮
各環境での構成例
DataSpider Servista × LifeKeeperは物理・仮想・クラウドなど、プラットフォームを問わず利用できます。
物理環境
物理環境における一般的な構成例です。
概念図は共有ストレージ構成ですが、データレプリケーション構成にも対応しています。
仮想環境
仮想環境における一般的な構成例です。
こちらも概念図は共有ストレージ構成ですが、データレプリケーション構成にも対応しています。
クラウド(AWS)環境
クライアントが同一VPC内にある場合のAWS環境での構成例です。
AWS上のその他の接続方式にも対応しています。
クラウド(Azure)環境
Azure環境での構成例です。
DataSpider Servista × LifeKeeper連携のポイント
直感的なGUIの画面
LifeKeeperは操作性の高いGUIを持っています。
また、DataSpider Servistaを保護する場合に必要になるスクリプトについても、弊社で開発ガイドやサンプルスクリプトをご用意しておりますので、容易に開発することが可能です。
なお、Linux版のLifeKeeperはGUIだけでなくCLIでの操作にも対応しております。
基幹系システムなどの大規模なシステム構築をする際にはCLIを利用することで、構築の自動化や人的ミスの防止も可能になっています。
https://docs.us.sios.com/spslinux/9.7.0/ja/topic/lkcli-lifekeeper-command-interface
デポジトリDBも合わせた包括的な保護
DataSpider Servistaでは、DataSpiderのユーザ情報や連携処理、各種データを保管するリポジトリ領域をRDB(リレーショナルデータベース)に設定することができます。
LifeKeeperを利用すれば、リポジトリDBとして設定したリレーショナルデータベースごとクラスタ化できるので、包括的なシステムの保護を実現します。
レプリケーション構成でクラスタ化
LifeKeeperとDataSpider Servistaの組み合わせは、共有ストレージ構成だけでなく、DataKeeperを利用したデータレプリケーション構成でのクラスタ化にも対応しています。
近年、主流になりつつあるクラウド環境をはじめ、共有ストレージが持てないシステムでもシステムの可用性を確保することができます。
※データレプリケーション(ミラーリング)構成で利用する場合は、DataKeeperの「同期モード」を使用することを前提とします
各種お役立ち資料
セゾンテクノロジー×サイオス
相互稼働検証資料
- LifeKeeper for Windows 検証レポート 【 DataSpider Servista 編】
- LifeKeeper for Linux 検証レポート 【 DataSpider Servista 編】
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