マイルストーンシステムズ株式会社

XProtectのHAクラスター構成による可用性の向上

XProtectの高可用性構成にLifeKeeperを利用するメリット

XProtectは、Milestone Systems社が開発した、世界的に実績のあるビデオ管理ソフトウェア(VMS:Video Management Software)です。ネットワークカメラで撮影した映像を複数の記憶装置に保存・集約し、一元管理することができます。

XProtectには、データベースサーバーやレコーディングサーバーなど様々な役割のサーバーから構成されていますが、その中でもマネジメントサーバーは中心的な役割にあり、ユーザーの認証を行ったり、各設定データをローカル・ネットワーク上にあるデータベースに保存したりと、多くの役割を持っています。もしマネジメントサーバーが止まってしまうと、ネットワークカメラ全体に影響が及んでしまうため、マネジメントサーバーには安定稼働が求められます。

HAクラスター製品のLifeKeeperを使ってマネジメントサーバーの冗長化構成を構築することで、XProtectをより高い信頼性のもとで運用することが可能になります。

XProtect(マネジメントサーバー)のHAクラスター構成

LifeKeeperではソフトウェアの監視とサーバー(仮想マシンや物理ホスト)の死活監視を並行して行うため、ソフトウェアとサーバーの障害を自動的に検知し復旧することで、高い可用性を実現します。LifeKeeperでは、障害が検知されたときには自動的に待機系のマシンに切り替えて(=フェイルオーバー)運用を継続できます。

HAクラスター構成では、稼働系と待機系の間でActiveなノードが切り替わるため、クラスターノード間でデータの共有を行う必要があります。LifeKeeperは、データの共有に共有ディスクを使った構成と、データレプリケーション構成の双方に対応しています。
※データ同期構成にはLifeKeeperの他にDataKeeperが必要

DataKeeperによるデータレプリケーション構成の例(VMware環境)

レコーディングサーバーをクライアントとして、仮想IPに向けて通信することでActiveなマネジメントサーバーにアクセスできます。

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仮想マシンの障害からの復旧のイメージ

LifeKeeperがクラスターノード間のコミュニケーションパスを流れるハートビート通信の全断によりサーバーの障害を検知して、自動的に待機系の仮想マシン上で保護対象のソフトウェアを復旧します。これにより物理ホストの障害や仮想マシンの障害を対策できます。

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アプリケーションの障害からの復旧のイメージ

LifeKeeperが保護対象のソフトウェアの障害を検知して、自動的に待機系の仮想マシン上で保護対象のソフトウェアを復旧します。これによりXProtectやDBといったソフトウェアの障害を対策できます。

アプリケーションの監視は、保護対象のソフトウェアに対する定期的な監視により障害を検知します。XProtectの構成要素の内、SQLServerはオプション製品のリカバリキットを使って保護しています。SQLServer以外のアプリケーションについては、サービスのstatus / stop / startを利用した標準機能(QSP:Quick Service Protection)により保護を行います。いずれも制御スクリプトは書かず、マウス操作による直感的な作業で構築が可能です。

XProtect03_usecase.png

テクニカルリソース

検証レポートも合わせてご覧ください

「XProtectとLifeKeeperとの連携について」

当社ではMilestone Systems社と共同で、VMware環境上でXProtectをLifeKeeper for Windowsで冗長化する検証を行いました。
検証構成や構築手順を簡潔にまとめた検証レポートをご用意いたしました。下記からダウンロードしていただけます。

テクニカルリソースを見る

よくあるご質問(FAQ)

Q XProtectの冗長化にLifeKeeperを利用するメリットは何ですか?

A

HAクラスター製品のLifeKeeperを使ってマネジメントサーバーを冗長化することで、XProtectをより高い信頼性のもとで運用することが可能になります。

  • LifeKeeperでSQL ServerとXProtectの各アプリケーションをWebGUI画面で直感的に冗長化できる
    ・SQL Server:専用のリカバリキットを使用して保護
    ・XProtectの各アプリケーション:サービスのstatus/stop/startを利用して保護
  • クラスターノード間のデータの共有方式としてデータ同期構成に対応(共有ディスク構成にも対応)
  • 商用製品ならではの手厚い国内サポート
  • グローバルで30年、9万ライセンスの多数の実績
  • メンテナンス時には、一方のサーバーの作業中に、もう一方のサーバーでサービスを継続することで、サービスの停止時間を最小限にすることが可能

Management Serverを含めてXProtectシステムの可用性を高めたい場合や、HAクラスターの構築・運用をできるだけシンプルにしたい場合の選択肢の一つとしてLifeKeeperを利用できます。

Q LifeKeeperの動作環境を教えて下さい。

A

オンプレミス、仮想環境、クラウドなど様々な環境でご利用いただけます。
クラウド環境ではAWS、Azure、Google Cloud など幅広いクラウド上でサポートされています。詳しくは動作検証済みクラウド一覧をご覧ください。
LifeKeeperのバージョンの要件は下記のサポートマトリックスご参照下さい。
・Linux版
・Windows版

Q LifeKeeperを体験してみたいのですが、評価版などの用意はありますか?

A

はい、30日間お使い頂ける評価版がございます。こちらからお申し込み下さい。

Q 発注してから利用開始までどのくらい時間がかかりますか?

A

弊社に注文書が到着してから2~3営業日程度でご利用いただけます。
念のため余裕をもってお申し込みください。

Q 購入はどこからできますか?

A

原則販売代理店様からご購入いただけます。
代理店につきましてはこちらのページをご覧ください。

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