ヴイエムウェア株式会社
VMC on AWSの障害対策をHAクラスターで実現する
VMC on AWSはAWSのベアメタル環境上で稼働するVMwareベースのクラウドサービスです。
オンプレミスのVMwareと高い互換性があるため、オンプレミスの仮想マシンをそのままVMC on AWS上で動かすことができます。
VMC on AWSはクラウドベンダーが管理しているため、ユーザーの管理負担を削減できます。
これにより、「オンプレミスの環境を管理負担の少ないクラウド環境に少ない負担で移行する」ことができるので、ユーザーが増えています。
VMware Cloud on AWSの障害対策 基幹系システムにもふさわしい高可用性構成とは？
VMC on AWSのユースケース
VMC on AWSのユースケースとしては、オンプレミスのVMwareのシステムの内、AWS環境にいきなり移行することが難しいシステムを一旦VMC on AWSに移行して運用するケースが多いと言われています。
AWSへ移行しやすいシステムを先に移行し、移行による影響が大きいシステムを一旦VMC on AWSで運用する方法です。
これにより、オンプレミスの全てのシステムをクラウド環境上で運用することが可能になります。
VMC on AWS上で必要とされる障害対策
VMC on AWS上で運用されるシステムの中には、ミッションクリティカルなものも含まれます。これらのシステムについては、障害が発生しても直ちに復旧できる仕組みの検討が必要です。
VMC on AWSでは、オンプレミスのVMware環境と同様にvSphereHAが利用できます。vSphereHAは、物理ホストの障害から復旧することを目的としている機能です。この機能で十分なケースも多いですが、ミッションクリティカルなシステムについては、仮想マシンの上で動作するアプリケーションの障害にも対応する必要があります。
VMC on AWS上で運用されるミッションクリティカルなシステムは、HAクラスターシステムで冗長化することで高い可用性が実現します。
サイオステクノロジーのHAクラスター製品「LifeKeeper」はVMC on AWSをサポートしており、VMC on AWS上の仮想マシンとその上で稼働するアプリケーションの障害を自動的に検知して復旧することで、高い可用性を実現します。
※2023年9月現在では、Linux版のLifeKeeperがVMC on AWSに対応
下記の構成に対応しています。
VMware Cloud on AWSの耐障害性設計に関する考慮事項とベストプラクティス
VMC on AWS上で運用されるミッションクリティカルなシステムは、HAクラスターシステムで冗長化することで高い可用性が実現します。
サイオステクノロジーのHAクラスター製品「LifeKeeper」はVMC on AWSをサポートしており、VMC on AWS上の仮想マシンとその上で稼働するアプリケーションの障害を自動的に検知して復旧することで、高い可用性を実現します。
※2023年9月現在では、Linux版のLifeKeeperがVMC on AWSに対応
下記の構成に対応しています。
クラスターノード間のデータの共有を
共有ディスク構成で行う方式
＜前提条件＞
・シングルAZ構成
・Quorum/Witness構成が必須
クラスターノード間のデータの共有を
データレプリケーション構成で行う方式
＜前提条件＞
・シングルAZ構成
・DataKeeperを使用
HAクラスター製品LifeKeeperの特長
VMC on AWS上でLifeKeeperを使うメリット
クラウド環境向けに国内で500件以上の導入実績
グローバルで25年、8万ライセンス以上の圧倒的な導入実績がある製品なので安心して使える
クラウドでも多数実績があるので、将来Amazon EC2に移行した時も安心して使える
GUIベースの直感的な構築環境
クラスター製品にありがちな難しさがなく、GUIベースで属人性なく誰でも容易に構築ができる
商用製品ならではの手厚いサポート
豊富なサポートラインナップに日本国内の24×365など安心安全サポートも用意
VMConAWSの障害対策についてもっと知りたい方はこちらVMware Cloud on AWSの障害対策 基幹系システムにもふさわしい高可用性構成とは？ VMC on AWSとはなんなのか、どんな場面で使われるのか、またVMC on AWS環境で求められる可用性対策について解説します。弊社ソリューションのサポート構成や費用感もご紹介します。 |
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