LifeKeeper for Linux / Single Server Protection for Linux v9.8.1 リリースのご案内

製品

製品リリース情報

LifeKeeper for Linux / SIOS Protection Suite for Linux / Single Server Protection for Linuxの最新バージョンである、v9.8.1をリリースしました。

1. LifeKeeper for Linux v9.8.1 のリリースに関して

製品受注・出荷開始日は 2024年3月26日です。
各製品の詳細情報は下記の通りです。

v9.8.1 リリースのコンセプト

「高いセキュリティレベルと可用性の両立」と、「オンプレミスとクラウドの垣根を排した多彩な利用形態にも対応」という 2 つのテーマを掲げ、これらを具現化していく複数の機能拡張を行っております。

新機能・機能変更

 高いセキュリティレベルと可用性の両立

  • AWS 上で IMDSv2 のサポート
    IMDSv2 を有効化した AWS のインスタンス上で LifeKeeper の稼働が可能となり、LifeKeeper を構成するコンポーネントも IMDSv2 によるインスタンスメタデータの取得に対応しました。
    IMDSv1 ではセキュリティ面での脆弱性が指摘されておりましたが、IMDSv2 への対応により、よりセキュアな環境でのクラスターシステムの運用が可能となります。
    尚、当機能は v9.8.0 でパッチとして提供されておりましたが、当リリースでは製品の標準機能として組み込まれました。
  • SELinux 環境での LifeKeeper の使用をサポート
    Linux 環境で SELinux を有効にすることにより、アプリケーションの脆弱性を突いた攻撃を受けた際にも被害を局所化でき、所謂「ゼロデイ」攻撃からの防御も有効であると言われております。
    本バージョンより SELinux(強制モード/許可モード)を有効化した環境でLifeKeeper を利用できるようになりました。これにより、LifeKeeper が稼働するクラスターシステムが攻撃されることによる深刻なセキュリティインシデントの発生防止が期待されます。

 オンプレミスとクラウドの垣根を排した多彩な利用形態にも対応

  • AWS Outposts をサポート開始
    「AWS Outposts」は、AWS 環境を自社のオンプレミス環境に拡張することにより、自社データセンターと AWS 環境との物理的な距離によるレイテンシーを短縮し、ローカルでのデータ処理ニーズにも対応するサービスですが、当リリースより Outposts 上で展開されるシステムで LifeKeeper による HA 構成が可能となりました。
    これにより、基幹業務に関わるシステムを高い可用性を担保しながら Outposts上で運用することが可能となります。
    尚、現段階で本サポートにより実現できる構成は下記のとおりです。
     - 同一 Outposts 内のクライアントからの、ルートテーブルシナリオによる
      クラスターシステムへのアクセス
    (2024/4/18 追記)
     - Outpostsの外に存在するクライアントからの、Route 53を使用した
      クラスターシステムへのアクセス
  • VMware Cloud on AWS におけるマルチ AZ 構成をサポート
    これまで VMware Cloud on AWS におけるサポート対象は以下に限定されておりましたが、
    - vSphere8 / vSAN / 共有ストレージ / シングル AZ 構成
    - vSphere8 / vSAN / DataKeeper / シングル AZ 構成
    当リリースより以下の構成がサポート対象に加わりました。
    - vSphere8 / vSAN / DataKeeper / マルチ AZ 構成
    これにより、選択できる可用性レベルの幅が更に広がりました。

 その他機能拡張

  • インストーラーに動作環境の選択メニューを追加
    インストール時のメニューに、以下の選択メニューが加わりました。
      Physical / VMware / AWS / Azure / GCP / OCI /
      Other Virtual Environment / Other Cloud Environment
    ここで選択された情報は、将来的なプラットフォーム毎の機能拡張や最適化を実現する際に活用していくとともに、サポートサービス提供時にも有益に活用させて頂きます。
  • Web Management Console による管理対象の追加
    2023 年 11 月 Web Management Console リリース時には除外されていた以下のリカバリーキットが管理対象として加わりました。
      SAP ASE(Sybase)Recovery Kit
      HULFT Recovery Kit

 新たなアプリケーションのサポート

  • SVF(Super Visual Formade)を Linux 上でもサポート
    Windows 環境では先行して実施をしておりましたが、Linux 上でもウイングアーク1st株式会社の帳票運用製品である「SVF(Super Visual Formade)」をLifeKeeper で保護する構成での検証を実施し、検証レポートとサンプルスクリプトを LifeKeeper ポータルに公開しました。
    SVF 障害発生時にシステムを速やかに復旧させることにより、業務へのインパクトを最小限に食い止めます。

追加されたサポートソフトウェア、環境

v9.8.1 において新規にサポートされたソフトウェア、環境は以下の通りです。

[サポート対象 OS の追加]

  • RHEL 8.9
  • RHEL 9.3
  • Rockey Linux 8.9
  • Rockey Linux 9.3
  • Oracle Linux 8.9
  • Oracle Linux 9.3

[サポート対象アプリケーションの追加]

  • SAP S/4HANA 2023
  • FEP15 SP1 & SP2

[サポート対象仮想プラットフォームの追加]

  • Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 20220304.423

[SAP ARK のサポート対象 OS の追加]

  • RHEL 8.9,9.3

2. LifeKeeper for Linux v9.8.0 に対する追加サポートに関して

2024 年 9 月に v9.8.0 がリリースされて以降、以下がサポート対象に追加されております。

[サポート対象 OS の追加]

  • RHEL 8.8
  • Rocky Linux 9.1
  • Rocky Linux 9.2
  • Oracle Linux 8.8
  • Oracle Linux 9.2
  • Miracle Linux 8.8
  • Miracle Linux 9.2
  • SLES 15 SP5

[サポート対象アプリケーションの追加]

  • FUJITSU Software Enterprise Postgres 15
  • IBM MQ v9.3.2, v9.3.3, v9.3.4
  • PostgreSQL 16
  • EDB v15
  • EDB v16
  • Maria DB v10.6, v10.11
  • PowerGres v15

[SAP ARK のサポート対象 OS の追加]

  • RHEL 8.7, 8.8, 9.0, 9.1, 9.2
  • SLES 15 SP5

[SAP HANA ARK のサポート対象 OS の追加]

  • RHEL 8.8
  • RHEL 9.2
  • SLES 15 SP5

3. LifeKeeper for Windows v8.10.0 に対する追加サポートに関して

  • LBHCK(LB Helth Check Kit)が AWS に対応
    LBHCK はこれまで Azure / Oracle Cloud Infrastructure / Google Cloud 上での使用をサポート対象としておりましたが、追加で AWS 上での利用もサポートされました。
    これにより LifeKeeper の稼働するインスタンスに IAM 権限を与えずに、LifeKeeper での HA 構成が利用できるようになったため、IAM 権限の付与によるセキュリティ面での懸念からクラスターシステムの導入を躊躇する必要が無くなります。
  • サポート対象仮想プラットフォームの追加
    Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 20220304.423 がサポート対象仮想プラットフォームに追加されました。

4. DataKeeper for Windows Cluster Edition v8.10.0 に対する追加サポートに関して

  • サポート対象仮想プラットフォームの追加
    Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 20160925.90, 20220304.423 が新たにサポート対象仮想プラットフォームに加わりました。

5. LifeKeeper/DataKeeper ユーザーポータルのリニューアル

ご提案・構築をされる方々が、スムーズに目的の情報へたどり着けるよう、ユーザーポータルの TOP ページを刷新いたしました。

  • TOP ページで見えるカテゴリを、9 つから 6 つに統合
  • よく頂くお問い合わせを、サイト内検索の右横に表示
  • サイトのメインカラーを、製品ロゴの基調色である青系に変更

6. 製品メディアのダウンロード

出荷開始日以降、こちらのサイトよりメディアのダウンロードが可能となります。「製品メディアのダウンロードとご利用上の注意」をご確認のうえ、ご利用ください。

なお、ご利用いただく場合には LifeKeeper/DataKeeper ユーザーポータルにログインするためのアカウント登録が必要となります。ご登録がお済みでない方はこちらから申請ください。
https://mk.sios.jp/userportal_application

修正された Bug 情報と修正内容に関しては、受注開始日・出荷開始日の 2024 年 3 月 26 日にLifeKeeper/DataKeeper User Portal (https://lkdkuserportal.sios.jp/hc/ja)に掲載される TechnicalUpdate Information および、ドキュメントサイト
(https://support.us.sios.com/aspx/jpdocs_us_sios_com_home/)に掲載されるリリースノートをご参照ください。